肩こりにお悩みの方へ|原因と改善方法を解説!

「肩こりがつらい」「何度マッサージしても戻ってしまう」
そんな悩みを抱えていませんか?
特にデスクワークやスマートフォンの使用が多い現代では、肩こりは誰にでも起こりうる不調です。慢性的な肩こりに悩む方が増えています。肩こりの多くは、筋肉の緊張と血行不良から生じます。長時間の同じ姿勢、猫背、運動不足、ストレス、冷えなどが原因で、筋肉がこわばり老廃物がたまってしまうのです。さらに長期間放置すると、「慢性痛」として脳や神経に痛みが記憶され、治りにくくなるケースもあります。

【肩こり改善に必要な「5つの施術視点」】

肩こりは単なる筋肉の疲労ではなく、筋骨格系・神経系・生活環境要因が複雑に関与する症候群です。以下は、当院で肩こりに対して行う施術の「5つの視点」です。

①【姿勢(アライメント)】

頸椎〜胸椎〜骨盤の連動性に注目し、アライメント不良を評価・修正します。
特に、頭部前方位や胸椎後弯の増強、肩甲帯の前傾・内旋は、僧帽筋上部・肩甲挙筋・小菱形筋などに過剰な負荷を生じさせ、慢性的な緊張を誘発します。
整骨院では姿勢のバイオメカニクスを正し、筋活動のバランスを再構築します。


②【骨格(関節モビリティ)】

肩甲胸郭関節・胸鎖関節・胸椎の可動性低下は、筋肉の過緊張と血流障害を助長します。
当院では、胸椎のモビリゼーションや肩甲骨可動域の改善を通じ、運動連鎖を正す施術を行います。骨格調整により、筋骨格系のストレスを物理的に軽減します。


③【筋肉(筋緊張と筋膜)】

表層の僧帽筋や肩甲挙筋のみならず、深層筋群(インナーマッスル)や筋膜連鎖にも着目。
筋硬結やトリガーポイント(圧痛点)を触診により特定し、筋膜リリース・持続圧迫・PNFストレッチ等を用いて、筋機能の回復を図ります。慢性的な筋疲労に対しては、代謝促進と疼痛抑制を目的とした施術も併用します。


④【生活習慣(環境要因と運動制御)】

長時間の座位姿勢、PC作業、スマホ利用による反復性ストレス障害は肩こりを悪化させます。
施術に加え、肩甲帯の安定性を高めるエクササイズ指導(例:中部僧帽筋の筋トレ、デスク環境の改善、椅子の座高調整)などを行い、再発リスクを最小限に抑えます。


⑤【慢性痛(神経生理学的アプローチ)】

慢性化した肩こりでは、末梢組織の異常だけでなく、中枢感作と呼ばれる神経系の過敏状態が影響します。
この状態では、脳が実際以上に「痛み」を感じやすくなっており、単純なマッサージでは改善しません。
当院では、交感神経優位を整える自律神経アプローチや、知覚過敏の緩和を目的とした低刺激療法を導入し、神経系レベルでの「痛みの閾値の再構築」を目指します。

肩こりの改善には、筋肉・骨格・神経・姿勢・生活環境を複合的に捉える必要があります。
当院では「構造・機能・制御」の3原則に基づき、解剖学的根拠のある施術で、症状の根本改善と再発予防に取り組んでいます。

小倉北区の禅整骨院 大手町院
ハローパーク2階

診療時間
10:00~13:00 -
15:00~20:00 -
住所 〒803-0814
福岡県北九州市小倉北区大手町13−34ハローパーク2階
電話番号 093-582-4922
アクセス JR南小倉駅より徒歩約15分
駐車場 280台完備
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